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コラム 精神疾患についての精神医療の見解は改めて語る様な事ではないって話。

2026.01.21

精神疾患精神障害

精神疾患についての精神医療の見解は改めて語る様な事ではないって話。

あなたにこもっと!

こもっと編集長の山田です。

今年は自分の足を少々動かそうと思う。

なんて去年の大忘年望年会で宣言したら、
今年に入って講演依頼が増えまして、露出の機会が増えそうです。

だもんで、講演資料を改めて見直したり、
新たなものを作ったりしています。

僕が講演活動で各地を沢山動き回っていたのが10年ほど前。
その10年前から僕自身が発してるものは然程変わりませんが、
精神医療の世界の見解は大きく変わったように感じています。

とは言え、

令和5年の厚労省発表のデータを見て、
入院患者数は減少傾向にあるものの、
外来患者数は10年で倍近くになっています。(600万人規模)

え?入院患者数、減ったの?

って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
その理由はとても前向きなものとして
真っ直ぐに捉えて良いものかは正直疑問だったりします。

福祉の世界では割と知ってる人も多いんですが、
2017年頃から医療現場だけではなく
地域で包括的に支援していく事を念頭にした動きが進み、
2020年には精神保健福祉法の改正により、
相談支援体制が拡充されました。

要するに医療現場だけで解決しようという流れは変わっているんです。

なので以上の事により、

入院自体の短期化が起こっています。

それを短期化を図ってどうしているかと言えば・・・、
地域の中で治療に励んでもらおうとしている訳です。

精神疾患のある人の支援では
診断→薬物療法=問題解決という単純な形ではない。
心・体・脳の個人の側の問題に加えて、
個人の生活状況・環境も含めた包括的な視点が大切。

で、大々的にこんな文言も当然のように発信されています。

画像
カラスの行水。初めて見た☆
っていうか、割としっかりお風呂に入るw

「薬物だけじゃ治らないぜ!」
厚労省、国立精神・神経医療研究センターも公言している訳です。

じゃあ、福祉現場は?

福祉に携わっている方はわかると思いますが、
投薬の確認や検温、バイタルチェックにばかり重きが置かれ、
前述したような新たな見解に現場として対応してるかと言われれば、
後回しになってる節がありませんか?

心・体・脳の個人の側の問題に加えて、
個人の生活状況・環境も含めた包括的な視点。

必要なのはそういう対応のはずなんですが、
あくまでも医療現場から下ろされた情報を元に下手な事はせぬ様に・・・
そんな後手後手の対応ばかりが目につきます。

ララホームという施設では10年以上前から
個人の生活状況・環境も含めた包括的な視点こそ重要だと言いながら、
医療神話を妄信している方々のマインドコントロールを解き、
精神、心に関しては健常、障がいなど無いと仮定し、
日々、仲間達と切磋琢磨してきました。

そういう世界観でやっていますから、
正に健常、障がい関係なく、
職員、利用者関係なく、人生改善、病状(状態)改善が見られます。

僕等にとっては10年前から当たり前なんです。

でも、どうやら健常、障がいという概念でしか考えられない方々にとっては
まだまだこの10年で移行しようと頑張ってるところでしかないようです。

なので日本としては先進的な心理の国家資格である公認心理師法も
あくまでも医療を中心とした文言が並びます。
(主治医の指示を仰ぐべし!と。)

でも、ハッキリ言いますが、

医療の世界は
「地域で包括的に診なきゃダメだ!」と言ってるんです。
「投薬だけじゃ解決出来ない!」と言ってるんです。

地域寄りの福祉や心理師の方々が
「主治医の指示に従うべきだ!」と考えるのは
ちょっと妙な話だと思いません?(法律で考えさせてもいますが)

僕にはここに責任を取りたがらない
縦割りなものが見えて仕方がありません。

画像
可愛くてしばらく見入ってしまいましたw

王道ではない外道の発言で申し訳ありませんが・・・、
僕は最初から医師の指示を当てにしていません。

何故かと言えば、以前から話している通りでしかありませんが、
僕の元にやってくる方々は
精神疾患、精神障がい歴が10年20年の方々ばかり。
カウンセリングを受けた事がある率は1割未満であるものの、
精神科の受診率は100%です。

わかりますよね?

医師の指示に従い、信じて10年20年。
改善せず、悩み続けているからこそ僕の元にやってきたんです。

そういう方々を前に、僕が主治医からの指示を仰いだら・・・

正に本末転倒。僕を頼る意味がありません。

まことに遅く、呑気な話ですが、

僕がララホームを開いて10年以上経って、
ようやっと精神医療の世界も
「投薬だけじゃ治らない!」と公言しています。

そんな事は僕の目からすれば
10年以上前から明らかだったんですが、
ようやっとです。医療現場のひっ迫を以てしてようやっとです。

しかしながら、いきなり全面的な変革は起こらないんです。

だから、あくまでも医療を中心とした包括支援システムなんです。
福祉や民間の心理師などは、あくまでも医師の指示の下でしかないんです。

僕は発信し続けていますが、
ここは考えた方が良いと思います。

福祉や民間がやるべき事は医療では出来ないアプローチです。

それは医師の指示を超えた視点の何かじゃなきゃいけませんよね?

聴き取りの精度、関係性の構築の仕方も、
ちょっとぶっ飛んだものじゃなきゃ駄目だと思うよ僕はね。

ララホームの職員達だったら僕の言ってる事がわかると思うけどねw

そうじゃない方々ではわからないかもしれないお話ですね。

様々な事業者、窓口とあなたが適切に出逢えますように

こもっと!頑張らせていただきます。