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コラム 児童心理を元にした子育て術に物申す!①発達段階を推し量る親の陥る穴

2026.04.14

不登校引きこもり発達障害

児童心理を元にした子育て術に物申す!①発達段階を推し量る親の陥る穴

あなたにこもっと!

こもっと編集長の山田です。

『コラッ!なんでこんな事するの!?
やられたら嫌な想いするってわからないの!?』

『もう!何度言えばわかるの!?
やるべき事をやってから遊べばいいでしょ!!!』

子育てを日々頑張っている、あなただったら
こんなやりとり・・・お子さんとせざるを得なかった場面、
身に覚えがあるのではないでしょうか?

そんな時にちょっと発達心理学に関しての知識があったりすると・・・、
子供の発達段階と当てはめたりして、自身を律する親御さんもいます。

ここで少々、発達心理学に関して解説しておきますと・・・、
人が生まれてから大人になるまでの
心や行動の成長や変化を研究した学問で、
子供の発達に関して有名なのは発達心理学者のジャン・ピアジェです。

子供がどのようにして世界を理解し、
思考や知識を発展させていくのかを詳しく調べていった方で、

子供の発達は
【感覚運動期】【前操作期】【具体的操作期】【形式的操作期】
という4つの段階を経ていくとし、
それに伴い、思考の仕方が変わっていくと考えたんです。

それぞれを簡単に解説すると・・・、


【感覚運動期】は0歳〜2歳頃。

感覚と運動を通じて世界を理解します。
めっちゃ舐めたり、触ったりするのはそういう事ですね。

【前操作期】は2歳〜7歳頃。
言葉やイメージを使って世界を理解し始めます。
ただ、論理的な思考はまだ弱く、自己中心的になり易い。

【具体的操作期】は7歳〜11歳頃。
論理的な思考を身につけ、具体的な事物や出来事について理解が出来ます。
抽象的な事や、仮定を扱う事に関しては弱いままです。

【形式的操作期】は12歳頃〜大人。
抽象的な思考や仮定を扱うことが出来るようになります。
論理的な推論が出来たり、未来の計画を立てたりが出来る様になります。

こうして発達段階によって認知出来る事や、思考出来る事が
変わるというのがピアジェの認知発達理論です。

脱、子育て本!児童心理を元にした子育て術5つに物申す!

①発達段階を推し量る親の陥る穴

【発達障がいバブル】という言葉が数年前に水面下で流行りました。
お子さんを持つ親であれば、最早、常識の様に
発達障がいという言葉が意識されているような気もします。

『あれ?うちの子・・・もしかして・・・』

発達段階を推し測ろうとする親御さんの中には、
ここに敏感になってしまう方も少なくありません。

『他の子は〇〇なのに・・・うちの子は・・・』
というやつですね。

ピアジェの認知発達理論について知っていくのは、
子供に対して求めすぎてしまう大人の欲求と向き合う為には
とても役立つものだと思います。

が、

我が子の発達に関して神経質になってしまう事には注意が必要です。

【前操作期】の子供に関しては、かなり多動な様子が見えたり、
他者の気持ちが推し量れない上、自己中心的な衝動で動く事が目立つので
落ち着きのある子との差がかなり出ます。

その時期に、もしかして・・・なんてので動くと医師によっては
軽度発達障がいなんて診断を出してしまう例も実際あります。

発達には個人差があり、2年から3年のズレなんて普通の事であると
認識しておくことが大事ですが、
それこそ、親側の個人的な心理的課題があれば、
なかなか寛容に見れなかったりもしますよね・・・。

更に、子供の生まれ育ちの環境も発達に大きな影響を及ぼすところです。

【感覚運動期】は、物を口に入れたり、触ったりしまくりますし、
【前操作期】は、自己中心的で言葉を使える分、生意気にもなります。

そこで強めな指導、教育のようなものを
親が与える方針だったとすれば、
その強い圧力、恐怖により律する事を
他の子供より早く覚えるかもしれません。

【具体的操作期】の論理的思考が、親からの強制によって形作られれば、
それはそれでアダルトチルドレンの様相になっていくので、
大人っぽい落ち着いた子って表現で片づけて
良いようなもんではない可能性もあります。

そういう子と比べて、自身の子供が落ち着きがない・・・
ってので動いてしまうのも問題です。

大切なのは、我が子を見、我が子としっかり向き合う事です。

発達段階の理解は我が子の理解の為に使うべきものであって、
我が子のあるべき姿を描く為に使ってはいけません。

発達は遅かろうと、早かろうと、その子の発達です。

我が子の発達を親としてしっかりと見守れる事が大事でしょう。

様々な事業者、窓口とあなたが適切に出逢えますように

こもっと!頑張らせていただきます。