あなたにこもっと！
こもっと編集長の山田です。
「時給１０００円というのがあった時にそれを得る為には
最低限、これぐらいの事はしてもらわないと！と言う考えはある。」
僕が尊敬し、大好きだなぁ・・・と思う憧れる経営者の方というのは、
やっている事は勿論のこと、かもし出してる空気感も含め、
物凄く魅力的だったりする。
その空気感は考え方から来ていると思うし、
その考え方は言動、行動にも表れ、周りに影響を与え、
会社全体をそういう空気感に変えていく。
「例えば、子供に突然〇〇されたら山田さんならどうします？」
当施設の仲間にそれを聞かれた際に・・・逆に質問し返しながら、
僕の内側はその方が聞きたがってる答えの方に注目した。
〇〇されたとしても、イラっともしない。
モヤっともしない。聖人君子のような心持ちをどうやって作るのか？
それを聞きたかったんだろうと思う。
いやいや・・・
僕は普通ですよ。あなたと変わらない普通の人間です。
ただ、大事なのはいつも僕が話してる事でもありますが、
自分自身がどうありたいか。
じゃないですか。
社長として、カウンセラーとして、講師として・・・
友人として、また夫として、パパとして・・・
山田賢明という器を使って、
如何に自分の理想のそれらを目指せるか。
それ以上も以下もない。
「精神障がいの方を雇用する中で感じる難しさってありますか？」
僕が連れて行った現当事者の方がそう聞いた質問に対して、
真摯に色々言葉を続けてくださった上で、
冒頭の言葉でしめてくださっていました。
その言葉が僕はとても嬉しかった。
「時給１０００円というのがあった時にそれを得る為には
最低限、これぐらいの事はしてもらわないと！と言う考えはある。」
だって、それって障がい者差別とはかけ離れた考え方ですし、
極々普通の事を普通に言ってるだけなんだけど・・・
障がい者支援や合理的配慮を過剰に語る方々と話していると
反吐が出そうになる定型文はよく聞くけど、こういう普通の言葉は
全くと言っていい程、聞かないから・・・
本当に嬉しくなる。
そういう方が経営している会社で
こうして、障がいのある方がのびのび働いてる姿に嬉しくなっちゃう。
認知症の方が軽作業をしている光景もあった。
それが嬉しくなってしまう。
社会が障がいのある方に合わせていく、
勿論大切だろう。
障害のある方は・・・社会に合わされていくだけ？
いやいや、
障がいのある方も社会に
ある程度、合わせていくのは必要だろう。
でも、残念ながら、聖人君子の集まる障がい福祉の現場では
障がいのある方に対して
社会に合わせる必要性をしっかりと指導していく事が
合理的配慮などの言葉や虐待防止、障がい者差別解消などの言葉で、
なんだかタブーのように扱われていたりする。
それをタブー視している人に限って、マニュアル化された支援方法に拘り、
そのマニュアル通りに進まない重度精神疾患や障がいの方を
出禁にしたり、厳重注意なんていう措置を行ったりする・・・
そんな光景を山ほど見てきた。
いやいや、あなた方が優しく優しく、手厚く手厚く保護して来た方々が
出禁などにされた挙句に当施設に来てどんな言動ぶちかましてるか・・・
ご存じですか？？？って話である。
「前の施設ではやってくれた！！！！！」
と言いながら、それをしてくれない事に怒り、自分の命を人質の様に扱う。
そのやりとりに社会性はゼロだ。
そう、社会性ゼロの障がい者を作った支援って訳だ。
普通の事だと思うんだけどな・・・。
嫌なものは嫌でしょ？
嫌なものは嫌だって伝えなきゃ・・・。
でも伝え方があるよね？そこだよね、考えるべきは。
そうじゃなきゃ相手の人権侵害になるもんね。
いやいや！！！
良い大人が・・・？福祉事業者たるものが・・・？
相手は障がい者ですぞ・・・？
とでも言いますか？
それこそ、
差別的であり何たる上目線。
僕が話してる事は極々普通の事。
昨日お話を伺った経営者の方も極々普通の事をお話してくださってました。
でも普通じゃないんですよね。
周りはどうも聖者のような素晴らしいお考えを持った方々ばかりなので
美しい日本をより、美しくするために素晴らしい考えを万人に伝えるべく
マニュアル化を完璧にしていく訳ですよ。
僕はどうもマニュアル通りに動けない愚者らしいので
そんな僕が出来る事をやろうと思っています。
邪道を極めんとするような事業をやろうと思っています。
様々な事業者、窓口とあなたが適切に出逢えますように
こもっと！頑張らせていただきます。