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コラム 不登校の子供にやってません?他の子との比較!

2022.10.04

不登校引きこもり

不登校の子供にやってません?他の子との比較!

あなたにこもっと!

こもっと編集長の山田です。

これも当然の事のようにおっしゃる親御さんも多いと思うテーマですね。

わかってる!という程
実際、何故いけないのか・・・わかってない方が多い。


それがわかっていないから、
思考停止でそれをしないように過ごしているだけ
の親御さんが増えているんです。

不登校の子供にやってはいけないこと!

他の子との比較!

「ほら!〇〇くん、今日も友達と学校行ってたよ!」

親としては、危機感を煽り、向き合わせるなり・・・
そんな風に気軽に学校に行ってこい!って
方法手段を提案するつもりだったり、少々浅はかでも
子供を想っての言葉がけ・・・。

しかし、それを言われた子供は・・・?

あまり良いイメージは湧かないですよね?

だから・・・

他の子との比較は良くない!!

かなりシンプルな方程式で成り立っている理論。

今回、僕はこの結論にもうひとつ付け足す事を提案したい。

そもそも子供が何故、他の子と比較をして欲しくないのか?

「〇〇くんなんか関係無いよ!!!」

そう、関係無い。

関係あるのは・・・子供自身の内側・・・
親に感心持って欲しいのは、
やはり(子供)自身の内側なんですよね。

子供の行動原則。

この場で何度も何度も話していますが・・・

親に認めて欲しい。頼って欲しい。褒めて欲しい。
抱きしめて、愛して、特別視して欲しい・・・

不登校になっている今の状況はこれを前提に考えれば
親から受けたい上記の事を不可能にする可能性がある。

危機感を子供が持っていないわけがない。

他の子との比較なんて当然、危機感を煽る事も必要ない訳です。

ちなみに、

この場合の「他の子」と言う表現は
目の前にいる「今のお子さん以外」を指します。

つまり「過去のお子さん」も含まれます。
「理想のお子さんの姿」もです。

「ねぇ!あんたどうしたの!?昔はそんな子じゃなかったでしょ!?」

とか、

「あ~あ、勉強頑張って医者にでもなって欲しかったんだけどなぁ・・・」

とか、今まで書いてきた内容を読んでから見ると
だいぶヤバい言葉であるのは当然の様にわかりますよね?

他の子との比較をしない事!は子供は充分に危機感を持っていますし、
自身の事を見て欲しい(行動原則)訳で、とても大事なのは
理解出来ましたよね???こっからがポイント。

じゃあ、どうすればいいの?どんな言葉掛けをすべきなの?

ってところです。

これがわかっていないのに、思考停止で比較だけ止めたら、
関心ゼロの親になってしまいます。それはマズいっ!!

ここで一気にひっくり返しますが・・・

比較はしても良いんです!

方向性さえ間違えなければ、

比較することは効果的です!

え・・・?と思いました?w

子供の行動原則を意識し、日々言葉掛けしていきたい。
だから、小さな変化を受け取るために比較するんです。


「あら?昨日より少し早く起きてきたわ。」

そう思ったら、そこを評価してあげればいいんです。

「あれ?最近、テレビの見るもの変わったかも?」

「なんかいつも読んでる本が変わった??」

「散歩に出る回数増えたかも・・・」

「買い物手伝ってくれる時、楽しそうになってきたな・・・」

親が小さな変化に気付いてあげたりして
評価を怠らないようにすると・・・

親から評価を得られないかもしれない危機感は和らぎ、
状況の好転へ準備万端なメンタルが出来上がります。

刺激を与えなくなるだけの親が増えていますが・・・
現状維持なり(厳密にいうとゆっくり衰退)
子供への責任の押しつけのような、
そういう構図になっているご家庭が見受けられるからこそ、

今回の提案させていただきました。

是非、無変化の日々の何か変化のキッカケにしていただけたら幸いです。

様々な事業者や相談窓口とあなたが適切に出逢えるよう、
こもっと!頑張らせていただきます。