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コラム 仕事する動機を明確にするのはとても大事!

2022.10.26

就労

仕事する動機を明確にするのはとても大事!

あなたにこもっと!

こもっと編集長の山田です。

多くの方の人生と寄り添わせていただく中で
他の事業所や、相談機関を利用した事がある方々の話を
多く聞かせていただいたり、

更には支援者会議などに参加させてもらったり、
福祉関係の事業者の集まり、病院からの指示を仰ぐ為に
連絡を取ったりする中で、多々感じる疑問があったりします。

仕事する動機は明確にしていた方が絶対に良い!


意外とここ、明確にさせることをパスして話している人が多い。

「働きたいんです!」

と訴えられたら、そのまま「了解!」とばかりに導く方がいるんですが、
ちょっと待ってほしい。

心理学的には必ず行動には「動機」がある。

つまりはそれをしたい理由ってのは明確に存在し
(自覚あるなしに関わらず)
その動機は叶う!(初頭動機の話)

もっと、ストレートに言ってしまえば、
その初頭動機以外は叶わない可能性もある!

って話なんですよね。

親に申し訳ないから・・・とか、
周りと比べたときに情けなくて・・・とか、

そういう動機で仕事を探そうとしている相談者が、
例えば、何でも良いから仕事をっ!と探していた場合、
初頭動機の観点から言えば、仕事は見つかるかもしれませんが・・・

その後の給与体系や、その後の人間関係、
その仕事がそもそもやりたいかやりたくないか?
のところ、
後から考えたりする羽目になる事が多く・・・

それがたまたまハマれば上手く行く人もいますが・・・
そうで無い場合、社会に挑んだ結果、敗北した!なんていう
つまらない・・・結論を出して、傷を増やす可能性があるんですよね。

引きこもってしまっている方や、
精神障がいなどを抱えていらっしゃる方々が
一念発起!そこから脱しようとしている時に発する言葉は
間違いなく、意を決した前向きな言葉のはずですが、

だからこそ、

周りにいる支援者が冷静に聞かねばいけません。

「何故働きたいの?」

と。

仕事は就いて終わりじゃ無い。
お金は稼いで終わりじゃ無い。

その先をしっかり見据えて動かねば、
防げる失敗で正に傷を増やす結果になってしまうんです。

意外と支援者側がそれを怠ってる様子が見えるんですよね。

僕としてはナンセンス。

引きこもり支援サイトを運営していくにあたり、
多くの支援者、窓口、当事者関係者とお話しさせていただきますが、
沢山の疑問を僕自身も持つし、聞こえてくる声、質問は
社会問題解決の大切なヒントになるものだと想っています。

定期的に開こうと想っている会議もそうですが、
有意義なものにしていこう!と燃えている朝。

そう・・・

実は主催で行うその会議の第一回が今日なんです。

燃えます。

様々な事業者や相談窓口とあなたが適切に出逢えるよう、
こもっと!頑張らせていただきます。