あなたにこもっと！
こもっと編集長の山田です。
あなたはこう思ったことはないだろうか？？？
こんなはずじゃなかった！！！
ツイてねぇ・・・。
とか。
もっとこうしたいけど、あれのせいで・・・
マジでうぜぇ・・・。
とか。
私の人生、いつもこうだ・・・。
はぁ・・・。
なんてね。
こんなはずじゃなかった！
そんな、あなた。
つまり、今現在、思い通りにいかない
人生になってしまっているという事ですよね。
物凄く辛いですよね。
ツイてねぇ・・・っていうのは、
運が良ければ、こうなるはずだったって事だったのか、
それとも、確実に十中八九で上手くいくものが、
奇跡的に上手くいかなかったって事なのか、
どちらなんでしょう・・・。
論理的にこんな風に考えると、
妙に隙が見えてくるのが人の【嘆き】なんです。
もっとこうしたい・・・だけど、何かのせい！
そんなあなたも冷静に見直してみましょう。
椅子に縛られて、飲食の時だけ誰かが口に運んでくれて、
それ以外は全て、椅子の上・・・不自由極まりない生き方を
強制されて過ごされている方がもしもいたら、
それは確かに・・・とてつもない不幸だと思いますが、
そういう方はそもそも僕のコラムを読む自由さえ存在しないと思うので、
これを読めてる時点でそうではないような気がします。
ちょっと障がい理解の足りない奴のように思われるような発言ですが、
両手両足が何かの理由で無くなってしまって、
寝たきりになってしまった方がいらっしゃったとしても、
その何かを理由に自身の不幸を嘆き、
マジうぜぇ・・・と今現在を放棄するのは
ご自身の選択決定になってしまうんです。
隙が見えるのが【嘆き】です。
終わった事は全て過去に存在し、刻一刻と終わって過去になっていく。
これから出来る事はいつでも今や未来に存在し、
あなたは、その出来る事を常に問われて生きている。
でもね・・・、
過去の経験学びを重んじて生きているのが人ですから・・・
トライして無理だったらトライしたくないのも人間らしさ。
トライして無理でも、食らいついて反省しトライする人もいますが、
そうではない弱さも別に責めて然るべきものって訳でもない。
とはいえ、
どうとでも捉える事は出来てしまうんです。
前述したように、
理論上の事実から自分を省みる事も出来ますが、
ただただ何かを責める事を今のすべき事に置く事も出来てしまいます。
何故なら、
省みて、トライをし続ける事も失敗の恐怖が付いて来るのは必至ですから、
それがしんどすぎると感じれば、
トライ出来ない理由に正当性を持とうとしていく訳です。
トライ出来ない理由に正当性を持つ理由は、
心理上、自身のストレス軽減であるならば、
自分をより苦しめるってのは、どうも不自然。
人の心理はより、被害が少ない方へとあなたを導きます。
そう、
人のせい。自分以外の何かのせい。
っていう訳です。
人の心理は常に自分にとって良いように作用する。
それはちょいちょい色んな機会に話させていただいてますが、
自分の責任を問うのはしんどい！
だから、他者のせいにしよう！
これはとても言葉にすると稚拙ですが、
心理的には極々自然にサラッと行われています。
自分に起こった素敵な事は全て自分の力だと思えば自己肯定感に繋がり、
満たされる感覚が安易に得られるのでそうしようと働きますし、
逆の出来事は自分のせいだと思う事は逆の結果になるので、
至極、それこそ簡易的に他者のせいにしようと働く。
それを【自己奉仕バイアス】なんて言います。
バイアス（偏り）なので、心の歪みともなってしまうものなんです。
悪い事は全て自分以外のせい！良い事は自分のお陰！
本当にその考え方はあなたを楽にする事ばかりなんでしょうか？
宝くじにハズレた・・・
それを自分のせいって考えるのは
結果の重要性と期待値と今後への影響を考えたら
そんなに重要ではないと思えば、
サラッと・・・
「こんなもん、当たる人の方が少ないんだしね！」
と運という奴のせいにしても問題はないでしょう。
が、
たった一度の宝くじに全財産をつぎ込んで、
ハズレたとしたらどうでしょう・・・
結果の重要性、期待値は別としても・・・
今後への影響の大きさは半端ない・・・それをサラッと、
「まあ、当たる人の方が少ないんだし、仕方ねぇや！」
というにはあまりに残される問題が大きすぎる。
つまり、この例には適度な自責思考を持たねば、
正しい客観視が出来ないって事です。
決して万能ではない【何かのせい！】
それを多用している人は結果的に精神的に病んでいるように思います。
過剰ではない形で【自分のせい！】
それを使いこなしている人は人生的に充実して行ってるように思います。
さあ、あなたはどうかな？
様々な事業者、窓口とあなたが適切に出逢えますように
こもっと！頑張らせていただきます。