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コラム 引きこもり、不登校支援の中で感じる痛み、辛さの話。

2022.12.19

不登校引きこもり

引きこもり、不登校支援の中で感じる痛み、辛さの話。

あなたにこもっと!

こもっと編集長の山田です。

ここ最近、こもっとちばの方に、
ご新規の相談が増えています。

「うちの子が学校に行かなくなった・・・」

というものは勿論。

「虐めに遭って・・・学校と協議しているんですが・・・」

なんてものもあるし、

「子供と接する事の限界を感じています。」

なんて追い込まれてるものもあれば、

「もう、正直・・・どっかへ・・・」

放棄してしまっている方もいたりします。

今、引きこもり支援や不登校支援に関わらせていただいてますが、
実際、別段そう言った宣伝や広告をしているわけでは無く、
口コミだけで、沢山のご相談いただいてるのが現実。

そして、僕の元に来た、悩み解決を望む親御さんの多くが語る、
役所の対応や、学校の対応には恐怖を感じてなりません。

散々、話を聞き、信頼関係構築のため(か?)
共感と同調、傾聴を繰り返した上、具体的な解決策の話になると・・・

「ご家庭でよぉく話してみてください。」

なんて提案を懇々とされてしまったりする。

阿呆なことを言うなっ!

それでなんとかなるなら、とっくになんとかしとるわぃっ!

って訳なんですが・・・

相談にいらっしゃる多くの方、僕の印象ですが、
とても常識、良識のある・・・単純に言えば「良い親」が多い。

なので、

役所や学校に対して、相談窓口に対して
「ふざけんな!」と声に出来る方はそうそういない・・・。

この妙な泣き寝入りを見ると・・・心が苦しくなる。

じゃあ、そんな良い親、素敵な親の元なのに
何故、不登校や引きこもりが起こってしまうのか・・・?

ですが・・・

ここも、親御さん達にお伝えする際に心がとても痛むところなんです。

原因と呼んで良いような、とんでもない何かは無くとも・・・
原因はどこかにあるという考え方が大切である。

え???って話ですが・・・

例えば、赤信号を渡ろうとした我が子に
「こら!危ないでしょっ!死んじゃうよ!?ルールは守らなきゃダメよ!」
と伝えた。

それが何回あったか分からないけど、
赤信号をちゃんと止まるようになったから、良かった・・・と
そんなやりとりは過去のものになっていった・・・。

その子が大きくなり、学生になり、他者と大きく深く関わるようになり、
学校に行きたくない!と言い出した・・・。

何故!?

学校の先生曰く、集団生活において、
自身が納得いかない行動を取る人間に対して強く不信感を抱く節がある。
故に、集団の中がストレスになっているようだ・・・と見解。

まさか、あの赤信号の件からここまでの発展があるなんて
考えがたいだろうけど、実際にあるような事例です。

つまり親が当たり前のようにやった教育が
その後のその子の人生にどんな影響を与えていくのか・・・
本当に運任せな部分も多々あり・・・
妙な歯車の狂い・・・から現在の不登校、引きこもりを生んでる。

なんて事があるんです。

だから、親御さんの認識を変える為に上記のような話をしたりしながら、
子供の目線を考えてもらうって事をします・・・。

が、

この時の言葉掛けは苦しいです。
悪人がいない構図に悪人を作るような・・・
決して悪じゃ無いって事も伝えますが・・・
やはり、気持ちいいものではない。
本当に心苦しいやりとりです。

不登校、引きこもり支援に関して、行政に丸投げして
解決していくはずだ!と思っている国全体にも思うし、
学校教育の場で大切にすべきメンタルヘルスを
教師やスクールカウンセラーに話させてなんとかなる!と
本気で思ってる人がいるならどうかしてる!って思います。

僕としては・・・

もっともっともっともっと、
カウンセラーという存在の質を上げるべきだし、

それは、
公認心理師や臨床心理士という資格があるから大丈夫!なんて
散々失敗してきた医療制度と同じ轍を踏ませないような
ちゃんとした経験、実績から、人間性、言語化能力を
見るようなそれこそマニュアル、テストをするべきだろうと思います。


究極言えば、それさえあれば、

資格なんぞ無くたって、そういう業界で働くべきだと思います。

ふぅ・・・

なんとなくね・・・最近多いから吐き出してみました。

様々な事業者、窓口とあなたが適切に出逢えますように

こもっと!頑張らせていただきます。