・困っていることを整理したり、今やれることを一緒に考えます。
・その方に合わせて、望ましい窓口や制度を提案したり、
関係するところに同行したりします。

・制度活用の道を関係する方々と一緒に考えます。
・民間の支援団体や多様な方々に相談したり、一緒に動きます。

・相談しようと思えるよう、関係する人たちや地域の方たちと考え、
一緒に動きます。
・ご本人の望むことを聞きながら、どんな生活をしたいかを
一緒に考えます。

さーくるでは、平成27年4月より
生活困窮者自立支援事業を運営しています。
生活に困っている方や福祉制度の対象にならない方。
困りごとがたくさんある方などのご相談をお受けしていますが、
以下のような具体的な支援も実施しています。
一人ひとりの状況に合わせた支援計画を作成し、
相談員が寄り添いながら、他の機関と連携して、
解決に向けた支援を行います。

・「働きたくても働けない、仕事が見つからない」
「収入がなく家賃が払えない」という方への
住まい支援や仕事探しの就労支援
・「働きたいけど、今すぐ働けない、
自分に合った仕事がわからない」という方への
就労に向けた準備支援プログラム
・「債務や滞納がある、家計のやりくりがうまくできない」
など、自分で家計をうまくやりくりしたい方への家計改善支援

資格：社会福祉士、精神保健福祉士、
キャリアカウンセラー、ファイナンシャルプランナーなど。
男女：およそ半数ずつ
人数：18名

大学を中退し就職したものの上手く行かず、引きこもりに。

就労 にブランク があるため、まずは週 1 日、
コンビニエンスストアのバックヤードで
飲み物の補充と検品作業から始めました。

今は品出し作業もこなし、人手が足りない時は
自分が出来ることを提案しています 。

高校卒業後、家事手伝いに。
人と接することが苦手なため、バックヤードで飲み物の補充と
検品作業を行えるように配慮を受けています。

週1時間の実習から始まり、現在は週1日4時間勤務しています。
「コンビニの仕事は大変だけど、楽しくやりがいも感じているので、日数を増やしてもらいたい 」
と希望も出ています。

人とのかかわりがうまくできず転職を繰り返していましたが、
仕事をしたい気持ちが強く、コンビニ エンスストアでの就労体験につながりました。

週１日１時間、コーヒーマシーンの清掃から始め、
現在は週3日1日5時間の勤務となり、検品、品出しも行っています。

お客様に笑顔で対応することが出来るようになり、
憧れのレジが出来るようになりたいと頑張っています。

船橋市では高齢者・障害者・児童・経済的なことなど
様々な分野の問題が複合して、相談窓口がわからない
という問い合わせが以前から多くありました。
そのためワンストップ型の総合相談窓口を設置する
必要性があり、平成24年12月3日に船橋市
「保健と福祉の総合相談窓口」さーくるは設置されました。

知らない人に悩みや困りごとを話すことは
簡単なことではありません。
「相談する」と言っても、何をどう話せばいいのか、
わからないこともあると思います。
まずは、お話を聞きながら、何に困っているのか、
どんなサポートを望んでいるのかを一緒に考え、
整理していきたいと思っています。

私たちは、日々さまざまなご相談をお受けしていますが、
私たちだけですべてを解決できるわけではありません。
その方のお困りごとに合わせて、多くの関係する機関や
支援団体と一緒に動くことがほとんどです。

そのため、私たちは相談をお受けするだけでなく、
公的機関や福祉サービス事業者、当事者グループなどの支援団体と
つながり、必要なサービスを提供できるよう努めています。
また、地域の支援関係者の方々と顔の見える関係づくりや
情報共有を行うため、 連携を深めるための会議を
毎年開催しています。

さーくるの活動は、たくさんの関係者との連携やサポートがあって
成り立っています。
今後も、地域の支援関係者と顔の見える関係を築きながら、
お互いにできることを持ち寄り、多くの人が安心して暮らせる
地域になるよう活動をしていきたいと考えています。

〒273-0011
千葉県船橋市湊町2-8-11
船橋市役所別館1階