居場所、相談、就労訓練、人間関係の勉強等。同法人内で、主に精神障害者向けの就労継続支援B型事業も平行して行っているので、ステップアップとして移行することも可能です。また、スタッフの中にカウンセラーがおり、利用者はカウンセリングを無料で受けることができます（火・木のみ）。
基本的には千葉県市原市内のみですが、隣接市の場合、要相談もできます。

法人内のスタッフは十数名で、参加支援の場づくり事業(引きこもり支援・不登校支援）の担当は現在のところ2名です。
30代男性の常勤スタッフと50代女性のパートスタッフがメインですが、時々法人内の他のスタッフが交代します。

・10年間ひきこもりだった30代の男性が、同法人内の就労継続支援B型への移行を経て障害者就労を達成しています。

・不登校で支援級の男子中学生が2年間定期的に通い続けた結果、通信高校を自ら目指して進学することが出来ました。

・高校卒業後、2年間程引きこもりだった20代男性が、1年程不定期に通い続けた結果、通信大学への進学を決め、通い始めています。

・障害疑いのある通信大学の授業を行き渋っていた20代男性が、3年程定期的に通った結果、留年を経て大学を卒業し、自らの障害を受容し病院で診断を受けて、就労移行支援の事業所に通い始めています。

引きこもり・不登校の方の受け入れている制度は市原市役所から委託されたモデル事業（参加支援の場づくり事業）で、広義としては制度の狭間にいる方への支援が目的ですが、はなれふわふわではその中でも引きこもり・不登校を対象に運営させて頂いております。基本的には居場所作りがメインですが、外に中々出れない方、人に会いたくない方にはアウトリーチも行っています。
担当者が不登校経験者で、なるべく本人に寄り添った支援を心掛けております。ひきこもり経験者の利用者が複数おり、気軽に話しやすい雰囲気があります。しかし実際に携わってみると、そもそも本人にお会い出来ない状態の方も多く、それぞれに合わせた工夫が必要だと思っております。一人でも多くの要支援者の居場所として機能し、いずれは就労・就学等に繋げられる仕組みにすることが目標です。

〒290-0007
千葉県市原市菊間2660