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コラム ハードルの設定が下手な人は精神的に病みやすい!

2023.02.17

不登校発達引きこもり就労

ハードルの設定が下手な人は精神的に病みやすい!

あなたにこもっと!

こもっと編集長の山田です。

「先生のカウンセリング受けてから前向きになれたんですが・・・」

多くのクライアントさんからそう言った言葉をいただく・・・
ものの・・・その後に続く言葉でとても多いものがあります。

「何をして良いのかわかりません。」

もしくは・・・

「色々やってみたんですが、結局上手くいかなくて・・・」

と言うような内容のものです。

このどちらも心理的に見れば同じ事が原因になっていたりします。

どういうこと!?って思うかも知れませんが、

何をして良いのかわからないって言うのも・・・
自身の内側で浮かぶものを
「いや、こんな事したって〇〇にはなれっこない!」とか
「もしも間違えてたらどうしよう・・・」とか
そんな言葉で打ち消しているのかもしれませんし、

色々やってみたけど諦めているのも・・・
「いや、こんなの続けても〇〇になれっこない!」とか
「これ、もしかしたら間違えてるかも・・・」とか
そんな言葉で否定してしまっているのかも知れません。

もっともっと心理的に深く見れば・・・

自身の理想があり、そこまで届かない予感がした瞬間に
上記のような結論の飛躍や、不安感が生まれ
心が揺れてしまっている可能性があります。

よくクライアントさんにお話する事でもありますが、

これを続けたところで〇〇出来っこない!

と思ったとして、
そんなあなたはこれを止めて何をするの?
と聞いたりします。

大抵、その先は考えて居ない事の方が多いです。

つまり、

目の前の努力を止める事が優先されていて、
その先の「楽?」だけしか見ていないって事になります。

悩んでいた地点に戻るだけなので決して楽ではないんですけどね。

高校受験の為に1日10個の英単語を覚えよう!って考えたとして、
10個覚えられないから止めてしまうのはわかりやすいですが、

認知的不協和理論という心理的観点で言えば、
そこから理由付けする訳ですよ。

それがとても心理カウンセラーから見て怖いものになります。

英語出来ないんだっ!なんて結論付けして、
例えば、夢だった通訳の仕事を諦める・・・とか
そういう話になってくれば、自身のひとつの諦めが
夢まで奪っていくことになります。

もっと悪い方に飛躍すれば・・・

高校行っても無駄だから止めよう・・・って引きこもり始めたり・・・

そんな例も僕の対応した方の中にはあったりします。

始まりは・・・

ただの英単語10個ずつ覚えるぞっ!

っていう決意からなんですけどね・・・。

理想は勿論あると思います。

10個より20個。20個より100個・・・

キリがありません。

まず、1個でも覚えられたら素晴らしいっ!

未来を妙に予見せず、兎にも角にも1個から・・・
そして、その1個が出来たら2個目へ・・・今日3個が出来そうなら
1日2個達成っ!ってやってれば、確実に知識は増えます。

ハードルの設定が下手、故に妙な結論を付け、
2度と努力できない程、傷付いてる方を多く見ます。

勿論、それぐらいのハードルが必要な立場の方もいらっしゃるでしょう。

でもね・・・僕はメンタル専門家なので
あえて悩んでいるかもしれないあなたの為に言います。

ハードルを下げられるようになりましょう。

その小さな努力の積み重ねの方が
結果として大きなものに繋がる可能性があります。

10年20年、越えられないハードルで悩んでる方をよく見ます。

あなたが1歩ずつでも続けた1年の努力は、
10年20年悩んでる人をあっけなく越えて行くでしょう。

是非!ハードルを下げる事を覚えましょう。

様々な事業者、窓口とあなたが適切に出逢えますように

こもっと!頑張らせていただきます。