あなたにこもっと!
こもっと編集長の山田です。
あらら・・・なニュースが飛び込んできたので
思わず触れずにいられず・・・脱線しちゃいますが・・・
語ってみたいと思います。
とても残念な気持ちになるニュースでもありつつ、
ほらね。そうなったでしょ。
っていう感想も否めないニュースでした。
ずっと前からこの件に関しては言及してきました。
まずはイジメ。
内容が昭和、平成と令和ではどんどん変わっている事を
ご存じでしょうか???
上履きを隠したり、教科書破いたり、具体的な嫌がらせ、
また「顔はやめな!」なんて平成初期のドラマの流行言葉も生まれたように
暴力・・・そう言う、明らかなる被害を被るイジメが多かった。
平成が中盤を越えてくると・・・
SNSを使ったイジメが行われるようになり
陰湿な、陰に隠れたやり方が増えてきた。
これは大人達の呼びかけや、力が強くなった事が一つの
要因として考えるべきなのではないかと思う。
何故なら、堂々たるイジメの昭和に比べ、隠れてやらねば!と
考える事に意味を感じた訳ですから。大人をかなり意識した子供の姿が
そこに見える訳ですね。イジメいかんっ!という教育の賜物でしょうか?
(大人も子供も教育された訳ですね。)
それが更に更に月日を重ね、今、イジメはどこに向かってるかと言えば、
加害者側が加害したと自覚がないものが増えています。
つまり、イジメられた側が訴える力を持ち、訴えられた側は・・・
自覚あったり無かったり、悪気がまるでない事が増えているんです。
その原因として内容の変化が大きいと思っています。
暴力、悪意あるSNSのやりとり・・・そうだった流れから移り変わって
【からかい】や【いじり】がメインになっている様なんです。
僕はこれをルール化して防ごうとしたら、
どんどんコミュニケーション自体が硬っ苦しくなっていく上、
正解ってのが限りなく正論染みたものでしかなくなるだろう
と思っています。
TVを点ければ、大して魅力のないひょうきんな大人達が
【からかい】や【いじり】をベースとした会話をして
茶の間に笑顔を提供している。
そしてある時には
そのひょうきんな大人達がニュース番組で真面目なコメントを
している姿なんか見たり、また何かで表彰されたりしてる様子を見る。
そこから子供達は何を学ぶのか???
【からかい】や【いじり】は良くない!止めましょう!!
って学びとして正しいんでしょうか??
大人達の矛盾した主張に対して子供達は振り回され続けてるだけなんです。
これを学校の教師はオーバーワークを抱えながら
対応せぃ!!!!と丸投げされている状況。
あり得ないんですよね。
そりゃあ増えるでしょう。イジメ。
件数的に増えまくるに決まってるんです。
じゃあスクールカウンセラーよろしく!!!
って・・・傾聴姿勢が強めなカウンセラーがここに対応したところで
子供達の思考は大人達の主張が矛盾してる中で混乱してる訳ですから、
答えなんて見つかろう訳も無く・・・
正論を再確認して終わり。
もしくは
こりゃあ、病的な症状かな・・・って病院にリファ?
おいおい・・・
ってオチが待ってるのが目に見えてます。
イジメが増え続けるのは至極当たり前。
減らすにはもっともっとそこに対しての教育が必要。
ララホームと言う僕の運営している施設では
【からかい】と【馬鹿にする事】の違い
【いじり】と【いじめ】の明確な違いをよく話しています。
みんなと一緒に考えて、それをしっかりと肌で感じてもらっています。
行為が悪いんじゃない。
性根の部分がとても重要なんだ。
それに気づいてもらうための教育が大切なんです。
イジメだけでちょっと長くなっちゃったんで、
不登校に関しては明日。
ご拝読ありがとうございました!
様々な事業者、窓口とあなたが適切に出逢えますように
こもっと!頑張らせていただきます。