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Pick up インタビュー 合同会社なゆた 代表 穴澤達徳さん

2022.07.19

合同会社なゆた 代表 穴澤達徳さん

もくじ

はじめに・・・

理学療法士
サービス管理責任者
相談支援専門員

総合病院での経験を活かし、想いを持って、グループホームの運営へ。
更に訪問看護、相談支援・・・社会に必要な事業を数多く手がけています。

今回はそんな合同会社なゆたの代表であります穴澤さんに
スポットライトを当てて、この会社への想いを語っていただきます。

色々やられていますが、どういった経緯で現在に至るのでしょうか?

総合病院で急性期4年、回復期2年で6年務めました。
その中で「障がい福祉をやっていく必要があるな。」と感じてグループホームをオープンしました。

そして、お問い合わせも含め、精神疾患の方が多い事にも気づきまして、
訪問看護、また訪問医療の必要性も感じて、訪問看護ステーションを2020年の9月にオープン。

相談員がいなくてちゃんとしたサービスが受けられない方も多かったので、
自分で相談事業所を2021年2月に開設して、今に至ります。

6年間総合病院で頑張っていて福祉が必要だと思った理由を聞かせてもらっていいですか?

福祉の分野をやっている知り合いを見てて、グループホームが足りないって言う話を聞いて、
空き家問題とか、「こもっとちば」さんの方でも取り上げてくださってる8050問題とかもあるじゃないですか?
行き場のない人の事や、あらゆる社会問題に取り組めるかなぁって。

シニアの人手不足とかもありますし、労働の場所の提供って意味も含めると
良いことだらけだなぁって思ったんです(笑)最初はね。

すごい!一般的には自分とは関係ないからスルーってする人も多いじゃないですか。
穴澤さんは何故自分で何とかしたいと思ったんでしょうか?

それはもう病院の経験もあるんです!!

病院で自分が担当した患者さんで30代で脳卒中の男性の方がいて、
で、30代ではサービスが何も使えないんですよ!!介護保険も40歳からなんで。

その方が家に帰るとなった時に身体の片側が全く動かない状態で・・・
どうやって帰そうか悩むじゃないですか?

調べても家政婦さん雇うとか、そういった自費のサービスしかなくて・・・病院で頭抱えていたんですよ。

そしたら、障がい福祉サービスがあるじゃないですか!

障害児から64歳までは対象になるって知って、こんなサービスあるんだなって。

知らなかったんです!むしろそれを知っていれば自費とかも発生せずに
様々なサービスを受けられたんだなぁって。それが衝撃的だったんですよね。

医療の現場の人って福祉サービスを知らないんですか!?

知らないですね。病院って医療保険と介護保険しかないので使わないんですよ。
だから知識としても持ってないですね。障がい福祉って学校でもちょっとやるくらいなんですよ。
それも杖とか車椅子とかそういうのが貸し出しできるよとか、年金でこれぐらい入るよとか、
法律的なことしか勉強しないので、実際のサービスとか障がいの世界のことは全く知らないですね。

今訪問看護もやってますけど、看護師さんもみんな「障がい福祉ってなんですか?」ってぐらいです。

市役所で言えば介護保険課が病院とかのあれですけど、
障がい福祉課ってもう課が違うので全然情報が回ってないんですよね。
例で言えば、グループホームって言ったら高齢者のグループホームしか思い浮かばないです。
特養とかそういう感じのところしか浮かばないのが一般的です。

なんか今の話、僕が衝撃受けちゃいました(笑)障がいの最前線が病院だと思っていたので
選択肢を増やすような情報は全て揃っているものだと・・・。
ということは穴澤さんのように気付かれる方は少ない・・・もしくはいないんじゃないですか?

そうですね、いないんじゃないですかね(笑)
病院にもケアマネさんいますけど、介護の世界の方なんで、よく言われるのが
「わたしは介護の(世界の)人間だから、障がい(の方面)はわからないから。」って。

精神科のワーカーさん達とは全然違うってことですかね。

精神病院だと精神保健福祉士さんって言う方々がいて、福祉のこともわかりますけど、
普通の骨折った人が入院する病院とかは全くわからないと思います。

うわ、衝撃だ(笑)穴澤さんはそういう想いで福祉に入ってきて実際はどうですか?

あー、・・・マニュアルがないということですね。

例えばリハビリだと、血圧がこれぐらい上がったら中止だよとか、そういった基準があるんですけど、
(障がいの場合)同じ病気でも全然違うじゃないですか。

どうやって統一していこうかなってのはすごい苦労しましたね。

ですよね。マニュアル化は難しい!その辺ってどういう風に解決していったんですか?

話してルール作ってとか、そういう風にひとつひとつしていきました。

お風呂の順番がわからなかったら、表を貼って「何時から何時まで」ってわかるようにしたり、
ODしちゃったら、じゃあ薬はこっちで管理しますよとか、環境で対応すべきと思っています。

でもそれでもどうにもならない人もなかにはいたり・・・。
そういった一緒に住むことができない人は、ちょっと無理だよっていう風にはなりますね。

オールマイティにはいかないですもんね。

んー。やっぱりやるだけやってもダメなら、もうしょうがないかなって(笑)

要はやれることはやろうと思ってます!それが上手くいかなかったことももちろんありますし、
けっこう問題になったこともありますけど、でもやれる限りやってもダメならしょうがない!
でもそこまで色々手を変え品を変えで、どうにか安心して落ち着いて長く定着できるようには、
色んな方法とってやってます。

素晴らしい。それぐらい寄り添ってくれる事業者がいるって嬉しいですね。
例えば穴澤さん的に「これが必要だ」で、これからやろうとしてることってありますか?

より一人暮らしに向けた制度が作られていくので、そっちをやっていかなきゃなってのは思っていますね。
今一人暮らしっていったら、こういうグループホームから徒歩20分くらいで
アパート一室つくるくらいしか出来ないんですよね。

それがパートナーと住むとか、うちのグループホームでも女性棟で二人、結婚とか同棲で退去した方とかいて、
でもそういう人たちってどちらも生活保護だとか精神疾患者とかなんで、
そういった場合の制度は実際まだないんですよね。それが今後できるようになるかと。

引きこもってる人やそのご家族に向けて穴澤さんから何かエールを。

一人暮らしのハードルが高ければ、共同で住んで練習も良いと思います。

あとはサービスで色々繋げるために、相談員がいるので、まだ使えていない国の制度を使って
住むところだったり、通うところだったり、プランを立てていけば無理がなく
外に出る、自立に向けたチャレンジができるかなぁと思います。

でも引きこもっている原因とちゃんと向き合うのも大事だと思います。
それが例えば病気とかで治療すれば治るかもしれないなら、きちんと病院と繋げれば安定していく事や、
メンタル的なものなら、それこそ山田さん(こもっとちば)とかに繋がっていく事が大事ですよね。

例えば、僕のところであれば、相談員もやっているので、通所先とデイケアと、
会議やって方針決めたり、日中の活動先を見つけたりとか、そういう風なこともやっているんで
気軽に相談してほしいなって想います。

終わりに・・・

嬉しいのは自身のグループホームと出逢って良かったと言ってくれるご利用者さんがいる事だ。

そう語る穴澤さん。

これからも社会問題解決に向けて、出来る事を精一杯やっていく
しっかりとした未来展望を語っていらっしゃいました。

インタビュー中も笑顔が絶えず、笑いながら話してくれる姿の奥には
確かな経験と知識が滲み出ている、そんな魅力的な方でした。

☆穴澤さんがいらしゃるところ☆

施設名合同会社なゆた グループホームなゆた船橋
住 所〒274-0064
千葉県船橋市松が丘5-49-36(代表)
営業時間・定休日9:00~17:00
対応地域千葉県全域
対 象障がい者
対応内容居住
公式サイトhttps://llcnayuta.site/
お問い合わせ合同会社なゆた
〒274-0064
千葉県船橋市松が丘5-49-36
電話番号:080-3466-4585
施設名合同会社なゆた まつど訪問看護ステーション
住 所〒270-2204
千葉県松戸市六実4-3-2 岡田ビル301号
営業時間・定休日9:00~18:00
対応地域市川市鎌ケ谷市松戸市船橋市八千代市
対 象成人高齢障がい者
対応内容治療訓練リハビリ
公式サイトhttps://llcnayuta.site/
お問い合わせ合同会社なゆた
〒274-0064
千葉県船橋市松が丘5-49-36
電話番号:080-3466-4585
施設名合同会社なゆた ふなばし相談支援事業所
住 所〒274-0807
千葉県船橋市咲が丘4-21-33 光和コーポ105号
営業時間・定休日9:00~17:00
対応地域鎌ケ谷市松戸市船橋市
対 象障がい者
対応内容相談
公式サイトhttps://llcnayuta.site/
お問い合わせ合同会社なゆた
〒274-0064
千葉県船橋市松が丘5-49-36
電話番号:080-3466-4585

インタビューアー:山田賢明
      編集:山田香綸