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Pick up インタビュー 徹底個別指導塾「シングオンアカデミー」代表 吉崎聡史

2022.10.10

徹底個別指導塾「シングオンアカデミー」代表 吉崎聡史

はじめに・・・

シングオンアカデミー代表
五香教室長

新松戸にも教室を開き、多くの生徒達の点数アップに
尽力しています、吉崎聡史さん。

人生において大切な事は人間力。

様々な悩み事や迷い事にも向き合う塾のスタイルに
不登校の方や社会人になってからの方も
こちらを利用されるようです。

新松戸南中学校合唱部、市立松戸高校軽音楽部、聖徳大学ジュニア夢カレッジ

などでの講師歴もあり、

塾講師・家庭教師・保健室登校生徒の学習指導・塾経営歴等、
教育関連指導歴は10年以上の確かな実績!

かと思いきや、シンガーソングライターとしての一面もあったり・・・

そんな吉崎聡史代表にインタビューさせていただきました。

編集長
編集長

数多く指導塾はありますが、不登校支援など勉強以外の事にも
尽力するようになったキッカケから聞かせてください。

僕自身が学生時代に塾の先生にすごくお世話になったのもありまして・・・
自分のわからないことがわかるようになって楽しいとか、成績が上がって嬉しいとか、
僕も生徒に教えて同じ気持ちになってくれたらいいなっていう、

その生徒の人生の役に立ちたいなっていうような気持ちで塾を立ち上げました。

学生時代に塾の先生や家庭教師とかやってた時にも
「不登校の子を見てくれないか」みたいな話があったりもしたんですよね。
「学校に行けてないんですけど、どうしたらいいでしょうか」みたいな・・・。

で今、僕等は小中高一貫して全科目教えるのが得意な訳じゃないですか。

不登校で行けてない期間がここからここまでとしたら・・・、
この内容はこういうペースで進んでいったらこうなれるよ。と一緒に考えられるんですよね。

それで学校は行けないけど、塾には生き生きと行ける!ってなったりする子が出てきて、

結果、高校に進学して楽しくやれる子が何人か卒業生で出てきたりなんかもして

塾でも不登校に対して勉強を通じて支援することができるのか!って実感したんです。

今、新松戸の教室長やってくれてるの先生も不登校の経験があるんですが、
そういうのもご縁ですよね。

編集長
編集長

そうなんですね。中学までは不登校でも
高校からは楽しく行けるのはなんでなんでしょう?

中学の時に馴染めなくて学校行けなかったって子がいて、
「英語が好きだから英語だけはどうにかしたい」って言いながら
自分なりにずっと英語はやっていってたんです、家で。

で、中学が同じ子達がいるのではないじゃないですか、高校って。

全然違う環境に行った事で多分、自分の中で1回良い意味でリセット出来るんですよね。

後は、自分の好きな英語について努力して、英語でしっかり高校に受かって、
いわゆるその、自分で自分の人生を切り開いてきたぞ!っていうような
自信が持てたっていうのが大きいんじゃないかなって思いますね。

本来、教育の現場でそれ全部やってくれたら嬉しいなって思うようなところなんですけどね。

編集長
編集長

そうですよね。不登校ってなんで生まれてしまうんでしょう。

多いのがやっぱりその学校の友人関係とか先生が嫌とか人間関係ですかね。部活動とか。
凄く嫌な事を言われたとかされたとかっていうところで・・・。

最初はポツポツ休むんですけど、休んでいくなかで学校の授業もわからなくなる、
で休み続けるとたまに行ったときに注目を浴びてしまう。
それが嫌だからなかなか行けないっていう子が多いですよね。

僕が不登校の子の話を聞いて思うのが、先生がもう少し良い言葉をかけてあげたら違うのになって、
すごく思いますね。そこで先生そういう事言っちゃうんだ!?っていうのが割とあって・・・
可哀そうだなってすごく思います。

編集長
編集長

不登校の決定打になった先生の一言ってなんですか?

一個、物事が起こった時に先生がその子の事を信頼してくれない。
その子の言っている主張を聞き入れてくれない。という様な内容ですかね。

その子が言ってたのは「どうせ先生に話しても無駄だし」って。
そのぐらいの信頼関係になった瞬間に相談できる相手はいなくなりますよね。
物事を解決する解決策は先生なのに、そこがもうダメってなっちゃうと・・・

じゃあもう学校もダメってなっちゃう。

先生も仕事が多いから、そこはもう3人くらい先生置いて、ちょっと余裕持たせてって思ってるんですよね。

教員の数が少ないのも問題ですよね。

編集長
編集長

そうですよね。教育現場ってあんまり良い噂聞かないというか。特に今ね。
そうなってくると相談相手に親がなれてればって思うんですけど。

それもありますね。

編集長
編集長

親はなぜダメなんでしょう。

難しいんですけど、親って感情が入るんですよね。基本的には子どもの将来が不安なんですよ。
「どうにかして学校に行かせなきゃ」ってまず思うんですよね。
「そんなこと言っててもしょうがないから、行きなさい」とか思っちゃうんですよね。

じっくり話を聞いてあげられるだけの、余裕がないんですよね。
入試も迫ってくるし・・・とかいう意味も含めての時間的な余裕。

お父さんお母さんの精神的な余裕も
たぶんないと思うんです。

物事が起きた時点でお父さんお母さんにすごく余裕があって、考え方もものすごく幅があって、
受け止めてくれる親御さんであれば多少は違うのかもしれないですけど・・・。
でも親だけが原因と言うようなものばかりでもないんですよね。
あんまり大きな理由もなく、なんとなく不登校になっちゃったっていう・・・
結構増えているんですよね。

なので、僕は義務教育は義務教育で存在していいけども、そうじゃなくて・・・
フレキシブルに通えるような学校で、別にその高校とか行かなくてもある程度職業に就けて、
しっかり仕事として社会人として働けるみたいなルートがもっと堂々と
普通にあるような世の中であってほしいと思いますね。

学校じゃないところで生きていくっていうのは
もう普通に人生の選び方としてある、というような。

編集長
編集長

親にも相談できない。先生にも相談できない中で
シングオンアカデミーさんはそこに対して
どういう風に関わっているんでしょう。

基本的には僕らはあくまでサポートに徹するので、何かをぐっと導くというよりかは
お母さんの気持ちもわかるし、本人の気持ちもわかるし、っていう立場から
「たぶん先生はこういう事を言ってるんだよね、でもこういう言い方の方がいいよね。」
ってその生徒に同調しながら、味方であり続ける感じです。

現状整理して、学校へのイメージは物理的にはそう行けそうにないと・・・
そうなって来ると例えば1ヶ月分の勉強がロスになってしまうと具体的にして・・・
で、1ヶ月後に再開した時にこのロスに関してはすぐに取り戻せるけども、
このロスに関してはちょっとやっておかないとしんどいよね。って明確にするんです。

一番やっておいた方が良い問題、クリアしといた方が良い問題に
対処していくっていうような事を一緒にやるんです。

一緒にやっていく中で生活のリズムも出来てくるし、何より自信が生まれてきます。
毎週必ずやっている!先生とならクリアに出来る!というのがあるから、ある程度前向きになって、
お母さんと建設的に話ができたりとか、進路に対しても自分で考えるようになったりするので、
問題に向かってひとつひとつ一緒に歩みを進めていく・・・

ひとりひとり、アクションをサポートしていくっていう事をしているんです。

編集長
編集長

当たり前ですけど、問題に対しての向き合い方がよくわからなければ、
真っ暗闇のまんまですもんね。

徐々にでも歩を進めていったら景色が変わってって・・・
出来ないと思っていた事が出来るって事、ありますよね。

自転車でいうと補助輪つけてあげるって話じゃないですけど、
漠然とした不安っていうのを一個一個分割して、

これに関しては別に今考えなくてもいいよね、これに関しては考えた方がいいよねって。

整理するだけでも少しスッキリするのはその、景色が変わる事にあるんだろうと思います。

編集長
編集長

よくある「志望校絶対合格するぞー!」っていうみたいな
「勉強第一」じゃなくて、人間性、心に呼びかけるような、
そういう塾にしようと思ったのは逆になぜですかね。

自分自身が良い高校、良い大学出てみて、勉強だけ出来てもしょうがないなっていうのを自分なりに感じていて、
それよりも「人としてどうか?」っていう「人間力がどうか?」って方が
社会に出た時にすごく大事だっていうのを、僕自身も経験を通じてすごく実感しているんです。

もちろん勉強することによって視野が広がるし、努力の仕方も身につくし、思考力も身につくし、
すごく良い事だらけだと思っているけど、あくまでそのベースになければいけないのは

人間性というか、徳を積むというか・・・。

勉強以外のものの成長がない限り、勉強も僕は成長しないんじゃないかと思ってるのもあるんです。
逆を言うと勉強だけやっていて考えが凝り固まって、人として大事な部分が抜けているからこそ、
大きな失敗に繋がってしまうと思うんですよね。

人間力を磨くっていうのは、例えば「遅刻しない」とか
「約束を守る」とか「挨拶をする」とかね。
あと「年上に対しては敬語から」とか

そういう根本的な部分ていうのが一番大事かなっていう。

編集長
編集長

自分のお子さんとすれ違ってしまったり、
上手くコミュニケーションが取れないっていう親御さんに向けて、
心の部分に呼びかける寄り添い方って何かアドバイスありますか?

まずはお父さんお母さんもそうだし、本人もそうだし不安だと思うんですよね。

お互い不安な中で言葉をぶつけ合っても絶対状況がよくなるはずがないんです。

冷静になる必要や客観的に観る必要があって、その中で僕らみたいな塾が間に入っても良いし、
そうじゃない第三者が間に入っても良いし、一回問題を一個一個整理してみる。

そうすると、どうしようもない問題っていうのは、受け入れなきゃいけないし、
これちょっとダメかもしれないって思ってたものがそんなに悪くないって結論が出る時だってあるんですよね。

ひとつひとつ冷静に受け止めていけば、解決策って自然に見えてくるんですよ。

お互い不安な状態で話さなきゃいけない・・・その状態が問題なんだと思うんです。

パワーゲームじゃないけども思いの差とかでもの問題でも僕はないと思っていて。
子供がもっとすごければ・・・ってものでもないし、親が力足らずだから・・・とかってものでもないし、
そんな感じで頭がこんがらがっちゃってると、考えれば考えるほど複雑になっちゃうから、
第三者を入れてひとつひとつ整理すれば、意外と物事は綺麗に整理されてやるべきことが見えてくるんですよ。
だから第三者をかませて、冷静に話合う。冷静にアウトプットしていくってのが良いと思いました。

編集長
編集長

逆に第三者をなるべく入れずにある程度いっちゃうじゃないですか。
それって何故なんでしょうね?

まずどこに頼っていいかわからないのがひとつ。

で、その話をあんまり他人様にしたくないのもひとつですね。秘密にしたいとかですよね。

あとはもう少し相談がラフにできるような場所っていうのがあれば
全然違うのになとは思いますね。

なんかこうみんな自分で解決しなきゃみたいな所があるし、
あとはこうネットでパッと検索してすぐパッと出てきたものに寄っていっちゃう傾向があるし。
とにかく頭が疲れている状態だと思うんですよね。

頭の中をしっかり整理する為にアウトプットするべきですよね。

それが例えば当事者ふたりだとしても、話し合いをするんじゃなくて、書いた方がいいと思いますね。
そうすると同じ話が何回か出てきてるはずなんで。どんどんこんがらがっちゃうのが防げます。

編集長
編集長

それこそ「こもっとちば」ってサイトを作った理由ですね。
とにかく周りに相談していくことが大事になんですよね。

前はこう近所の人達でどうだってのがあったけど、今は全然そうはなくて。
世の中のニュースとかも、ちょっと心無いニュースも多いから、みんな疲れているんだと思いますね。
コロナもあるからだと思いますけど。

「人間はひとりじゃ生きていけない!」そういうところで「一人じゃない!」って気付かせてあげられるような
機関もそうだし、サイトもそうだし、それ必須だと思いますね。

編集長
編集長

最後に引きこもりの方やそれに悩んでいる親御さんとか、
そういう人達へ一言いただけますでしょうか?

僕自身もうつ病になって、あぁもう人生終わったなっていう様に一年位、結構沈んでた時期があるんですけど、
学校も中学になってちょっと学校行きたくないだとか、
高校も大学も実は行きたくないって時期があったりしたんですよね。

で、今思うんですけど、遠い未来から自分のことを考えてみたらいいと思うんです。

今起きてることって、60とか70とかになった自分から見たら「まぁなんか辛かったけど、こうだったよね」
って笑い話になってるはずなんですよね。

ちょっと遠い未来から自分を俯瞰することによって、今の問題はいずれ解決するだろうみたいな、
ちょっと楽観的な部分を持って、もっともっと大きな視点で客観的に

今の状況を見れるとだいぶ楽になるのかなと思いますね。

編集長
編集長

やー絶対そうなんですよね。
精神疾患とか障がいと関わっていると特になんですけど、
みんな視野が狭くて、たぶん考えすぎた結果だと思うんです。

気持ちはわかりますよね。
自分自身もそういうところあるからわかるけど、でもやっぱり遠い未来から俯瞰することもそうだし、
何よりも目の前のことをなんかやっとくのが一番いいんですよね。
それこそ掃除でも、靴の整理もそうだし、何かやってる時っていうのは変なこと考えなくて済むし、

やったことは結果になる訳だから、何かやってた方がいいんです。
何もやらないよりは・・・。

終わりに・・・

学生時代の経験と、社会人になってからの自身の「うつ」
様々な経験を通し、今の塾での子供達との関わり方を確立している。

塾の先生方も同じ想いだからこそ、
多くの子供達の居場所にもなっていて
本当に勉強の事も、人生の事もここで大きく広がっていくんだろうと
僕の子供も通わせたい!!!そう思う編集長でありました。

☆吉崎さんがいらっしゃるところ☆

施設名徹底個別指導塾シングオンアカデミー
住 所〒270-0034
千葉県松戸市新松戸3丁目280
第2ゆりの木ビル201
営業時間・定休日営業時間:16時~21時半

定休日:日曜日
対応地域我孫子市柏市鎌ケ谷市流山市野田市松戸市
対 象児童未成年成人高齢障がい者不登校
対応内容相談復学学習支援
公式サイトhttps://www.sing-on.com/
お問い合わせ〒270-0034
千葉県松戸市新松戸3丁目280
第2ゆりの木ビル201

TEL:047-701-7762(担当:吉崎)

https://www.sing-on.com/%E3%81%8A%E5%95%8F%E5%90%88%E3%81%9B-%E6%95%99%E5%AE%A4/
問い合わせフォームでも受付しております。

インタビュアー:山田賢明
     編集:山田香綸