あなたにこもっと!
こもっと編集長の山田です。
「ホント・・・ララホームの人って能力ある人多いね!」
妻の一言。僕が運営させていただいてる施設の仲間のお話。
うん。僕が次に返す言葉はとても哀しい言葉。
その才能を一番認めてないのが本人なんだよね・・・。
紙粘土でこんなハイクオリティーを作ってくる人もいれば、
毛糸で様々な作品を作ってくる人もいる。
イラストを物凄い個性的に書く人もいれば、
優しく穏やかな絵を見せてくれる人もいる。
音楽に精通する人間も沢山いるし・・・
そういう芸術方面だけじゃ無く・・・
学のとてもある人もいて、気遣いや心遣いが過ぎる人もいる。
お菓子作りをしてきてくれたり、
想いを形にする努力が過ぎる人も沢山・・・
うちの施設には本当に多種多才な方々がやってくる。
だけど、
みんな自分でそれを全力で否定して生きている。
2024年の始まりの時期なので、
僕が常々想っている事を書いてみようと思います。
例えば、
こんな人生を送った方があなたの目の前に現れたとしましょう。
何か知らないけど、生まれ落ち、
幼少期から親に強烈な価値観を植え付けられ、
自発的な行動にも全て文句を言われ続け、萎縮し、
その中でも頑張って頑張って自分を立ち上げ、
ようやく手にした先で、精神疾患。
自身の生き方全てが頓挫して、仲間、友人・・・全てを失い、
無一文になって家も無くし、路上で腐ったおにぎりを食べる。
その後も、精神疾患で二度苦しみ・・・
投資で騙され360万借金。
その方の現在・・・
自殺によって幕が閉じられていたら・・・
あなたはどう思うでしょう???
辛い人生だったんだなぁ・・・とか、
もっと具体的に言ってしまえば、
やっぱり精神疾患って辛いんだなぁ・・・とか、
借金苦かなぁ・・・怖いなぁお金・・・とか、
そんな感じでしょうか???
上記の人の発しているメッセージは限りなく負になり、
その負に今現在寄ろうとしている人にとっては
「やっぱりね!」っていうものになりますよね。
今、そこから意地でも脱そうとしている人にとっても
聞きたくないようなメッセージになるかもしれません。
ちなみに上記の人生は僕の人生です。
親から得たものを良いものは、親を認識する材料として、
悪いものは反面教師として生き、
精神疾患は自身の人生に必要なものだったと思えるまとめをし、
その闘病期間に学んだ事は今の仕事に全力で活かしている。
家無しの期間の学びも、借金の時の対応、そこから得た事も
全て他者に伝えられる学びに変えて今を生きている。
今、僕はカウンセラーとして多くの人の人生と関わらせていただき、
多くの精神疾患、障がいのある人達の人生を前向きに
未来を希望のあるものに変えるお手伝いをしている。
会社も小さいながら、社員達がいて、
パートさん達も含め、みんなが一生懸命、
僕がやってきたことを継承しようとしてくれている。
妻がいて、子供も3人いて、夫婦関係、親戚関係も順調。
うちの親達が築けなかったものを築けている。
僕の実感でもあるし、常にある信条でもある。
人生は辻褄合わせ!
それが起こっている最中、渦中は
この物事(事件、出逢い)が後に何を生むのかなんて、わかりゃしない。
でもきっと意味があるに違いない!
そう心にスッと思えたなら、きっとそれは後々、意味を帯びていく。
何故、この才能があるのに・・・病気なんだ!?
じゃないんだよね。
この才能がある人間が病気になった事に意味がある。
じゃあ、そんな自分がこれからどうする?
その方が大事!!!!
仕事中、事件が起こると僕が必ず言う事がある。
「この波を越えたらまたひとつ強くなるぞ!大きくなるぞ!」
うん。それでしかないんです。
自身の今の人生に目を向けず、
目の前の恐怖から目を背ける事だけ意識すれば
気が付いたらその行為はまるで今を無視し、
過去を生きるような構図になる。
人生は辻褄合わせ!
だから、
あなたはこう言うんだ。
「私には出来ない!だってずっと出来なかったんだもん!」
そう、ずっと出来なかったから、
今出来てしまったら、辻褄合わなくなるもんね?
でもさ、その先にどんなメッセージを残すの?
自身の人生かけて、何を証明しようとしているの?
それに気付けたら、辻褄合わせをしっかり別の方向にしてごらん。
病気になった理由なんて、病気になっても幸せになれる!って
証明する為でしかないっしょ?(今生きているんだから!)
この顔で生まれた理由も、この顔でも幸せな人生がある!って
証明する為でしかない!(今まで生きてきた時点で!)
過去のトラウマを抱えてる人も、借金を抱えてる人も、
合わせるべき辻褄は同じ。
是非!それを意識して過ごしてみてください。
あなたの人生はあなたの生き方で最高にも最低にも出来る。
あなた次第!あなたの辻褄合わせ次第!
様々な事業者、窓口とあなたが適切に出逢えますように
こもっと!頑張らせていただきます。