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あなたにこもっと!
こもっと編集長の山田です。
「学校行かないと、ロクな大人になれないからな!」
昭和の時代、当たり前のように行われていたような教育。
(僕は平成の民ですが・・・教育方針は昭和丸出しでした。)
「これからの時代は大学に行かないと就職なんて出来ないぞ!」
なんてのもそうですが・・・
極々当たり前のように口にする親御さんが溢れた一昔前。
あの頃に比べれば、皆さん物凄くその辺
注意していらっしゃるような気がします。
だからこそ、
知ってるようで実は知らない
視点のお話をさせていただきます。
不登校の子供にやってはいけないこと!
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もくじ
③マイナスプレゼン!
そもそも教育においてのマイナスプレゼンってなに?
って話ですが・・・
前述したようなものはわかりやすいですが、
つまり、何がマイナスといってるかと言えば、
「あんたは〇〇だから、△△になるよ!」
親が伝えたいのは〇〇への注意、危機なんですが・・・
△△という予言がマイナスの表現ということになりますよね?
単純に言ってしまえばそう言う事ですが・・・
いや、単純すぎるんです。
だから皆さん落とし穴にハマります。
「△△になる!」そういう不安はあるけど・・・
そんなこと言ったら、子供も不安にさせちゃうから言っちゃいけない!
それをしないようにしていたって、
言葉のニュアンス、トーン、目線、
日々の会話、夫婦の会話・・・
それはどうなっていますか?
上記の通り、単純な方程式のように答えを導き出して、
「現在〇〇である事」は注意すべき事だから・・・
「ママは〇〇して欲しいなぁ・・・」なんて伝えてみたところで
その引けてる腰に子供は気付きます。
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例えば、不登校という現状があれば、
その状況の違和感を感じているのは親だけではありません。
当然ですが、子供自身だって問題だと思っている訳です。
これは心理として、自身の負い目や後ろめたさに関して、
何も感じずに過ごす事は難しいので、理由付けしたり、正当化したり
一生懸命にその材料を探して回っていきます。
その探して回る行為(意識)は、とても皮肉なことに
見たくない現実や恐れていたものを探してしまうことに繋がります。
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つまり・・・
パパやママの不自然な態度から・・・何を受信するか??
想像してもらえれば分かると思います。
って事なんです。
言葉にしていなくとも、子供の未来を不安視している
その過ごし方全てが、
実はマイナスプレゼンになる可能性があるって事です。
夫婦の会話に不自然なぐらい自分が登場しなくなったり、
学校の事をあえて避けてる故に言葉掛けが何もなくなれば、
その違和感がマイナスプレゼンになるって事です。
やっぱり、僕の今の状態は良くないんだ・・・。
ってね。
じゃあどうすればいいの!?
僕は不登校支援、引きこもり支援でご家庭に入らせて頂く際、
まず、当たり前ですが、相談いただいた方のカウンセリングから入ります。
(親御さんが多いんですが・・・)
聞き取りをさせていただくと、
単純にコミュニケーション不足を
感じてしまう事例が本当に多いんです。
冒頭の方に記述したとおり、
親の優しさ故に引けてる腰が原因だったりするんですが、
親御さんは良かれとしていますから、気付けない訳ですね。
望ましい関係性は
親の不安も子供の不安もぜーんぶさらけ出せる関係性。
共に問題解決を考えていける関係性です。
じゃあ、どうやってそんな関係を作るのか??
それは簡単ですよ。
親が気遣いのためにかけてる言葉から嘘を無くしましょう。
「お前〇〇続けてたら、△△になるぞ!」
は、言っちゃいけない・・・そう想ってかけてる言葉が、
「とりあえず気が済むまで〇〇でもいいさ。飽きたら言ってね。」
だったとして・・・
「〇〇でも良い。」理由をしっかり作っておいてください。
そうじゃなきゃ、その言葉自体が嘘になりますから、
親の不安はなくなりません。
言葉上は不安じゃなさげでも、心は不安なままなので
子供との温度差が生まれ続けてしまいます。
こんな表面上のやりとりを無くしていきましょう。
少しずつね。少しずつ。
気が付いたら、
子供との会話に壁がなくなっていきますよ。
様々な事業者や相談窓口とあなたが適切に出逢えるよう、
こもっと!頑張らせていただきます。